バルコニー表面塗膜が剥がれている

  劣化がみられないときでも、トップコートの塗り替えは5年に1回程度、防水層の塗り替えは15年に1回程度が目安です。
構造 ※ベランダの表面は上からトップコート→防水層→下地となっています、どの層まで直すかが重要になってきます。
詳しく説明

※写真はFRP防水という一般ご家庭のベランダ防水です。

FRP防水とはFiberglass Reinforced Plasticsの略で、繊維強化プラスチックという意味です。
木造住宅のベランダを形成した合板などにプライマーを塗った後、防水用ポリエステル樹脂を塗り、ガラスマットを貼り付けます。更にその上から防水用ポリエステル樹脂を塗りこみ、空気層をなくす作業(脱泡)をおこなって防水層を作ります。その後、同じ工程を繰り返し2重の防水層を仕上げていきます。最後に、サンダーや研磨紙で表面をなめらかにした後にトップコートを塗って仕上げます。

対処法

※写真のようになると下地と防水層の間や防水層とトップコートの間に水分を有している可能性が高いので「通気緩衝工法」という方法でメンテナンスをかけるのが良いかと思います。

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