こんにちは。サワディーハウスの島田でございます。
本日は洋瓦の漆喰についてです。
洋瓦はデザイン性が高く、使うだけで洋風のおしゃれな家になりますよね、和瓦同様、耐久性が高いことも人気の理由の一つです。
しかし、洋瓦はメンテナンスが不要な訳ではありません、10年で塗装が必要になるものもあります。
せっかくおしゃれな洋瓦の屋根でも劣化してボロボロになったら残念ですよね。
瓦はノーメンテナンスと思っていたのに20年でダメになってしまった、なんてことがないように種類に合ったメンテナンスを行なうことが大切です。
粘土瓦 |
粘土を練って焼いて作られた瓦です。洋瓦の中でも最も多い瓦になります。 粘土で作られた瓦は、耐久性が高く塗装の必要がありません。 |
セメント瓦 |
主原料がセメントで作られているセメント瓦は、塗料によって色付け防水されています。 そのため、紫外線によって塗料が劣化すると、色褪せや吸水による劣化が進み、塗装が必要となります。 |
モニエル瓦 |
主原料が「軟化コンクリート」で作られた屋根をモニエル瓦といいます(乾式洋瓦ともいいます) モニエル瓦は“着色スラリー層”と呼ばれる着色剤が塗られている層があり、独特の風合いがあります。 また“着色スラリー層”は紫外線などの影響劣化は10年前後とされていて、色褪せやコケの発生などの劣化症状が見られますので塗装が必要となります。 |
瓦の耐久性は和洋瓦共に耐久性40~60年ですが(塗装が必要な瓦は10年~20年に一度メンテナンス)、瓦をおさえる漆喰は約20年が寿命と言われています。
漆喰が劣化してしまうと瓦がズレてしまったり、隙間から雨水が侵入してしまうこともありますので、定期的なメンテナンスが必要になります
漆喰の劣化が軽度(酸化やヒビなど)で瓦もズレていない場合は、漆喰の詰め直し(面戸漆喰補修)を行ないます。詰め直しのみの作業であれば価格もおさえられます。
洋瓦の屋根を長持ちさせるために、築10年を過ぎたら点検を依頼しましょう。
部分的な修繕で長持ちさせられるように定期的に屋根の状態を確認し、早期発見・早期修繕を行うことが家を長持ちさせる秘訣です。
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